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『おはようごじゃいますぅ。』可愛い元気な声が教室にこだました
そして、元気良く駆け込んだ。目指す先には、一週間前に学校を卒業したばかりでてこの幼稚園に勤め始めた若い女の保育士だ。
『おはよ~あなたたちはいつも元気だね』元気よい二人に圧倒され、その雰囲気に保育士になったばかりの不安とか緊張も打ち消されていた。
その二人とは毎朝ステレオのように同じ音と音程で挨拶をして、駆け込んでくる双子である
名前を涼くんと優ちゃんという男女であるがまだ五歳ということもあり全く見分けが着かない。
『今日は涼くんが緑色?』
『ちゃう!優が緑で涼が黄色だよっ』
そう二人区別がつかないのでいつも違う色のシャツを着てもらっている…
二人はそんなこともありとても幼稚園では人気ものであった
そんなある日、一人の女の子が転入してきた、名前はミキ、どこかのお金持ちのお嬢様みたいな娘であった
まだ四歳なのになんか近づきにくいオーラを発していた
だからいつも入口辺りで一人寂しく遊んでいた
誰ひとり声をかけたりはしてなかった!
いくにちかそんな日々が続いたが、給食の時事件が起った
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