第1話

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「そう言えばさー、 ここから城皇高校に通うの1時間かかるけど……」 「大丈夫だ、安心しろ。 寮に住むことになったからな」 「はぁっ!? 寮なんかいたら俺が女なのバレるじゃぁねぇーかよ!!」 「お前なら、大丈夫だろ。性格男だし」 「それは親父のせいだッ!!!」 「それに身体つきも男っぽいし、大丈夫だろ(笑)」 そう言って、親父は大声で笑いやがった。 「セクハラだぁぁあああ!!! 糞ジジィ!!!」 「あと髪を切らんとな」 俺は親父に殴りかかりそうになったが、親父の言葉で一時停止。 「はぁっ!?髪切りたくねぇーよ!!せっかくここまでのばしたのにさっ……」 そう言って俺は自分の長い髪を弄る。 俺の髪は今背中までのびて、いつもポニーテールにしている。               +゚
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