想いと現実と…

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沈黙を破ったのは喜代だった 喜代「薬品が晩飯に見えてきたぞ…和仁、腹減った」 半ば青ざめた顔で振り向くと、机になだれ込み、見上げる 和仁「兄さん、薬品を食べたら死にますよ、晩飯作りますから薬品、食べないで下さいね」 苦笑いしながら嫌みを言う 喜代「流石、和仁!晩飯は頼んだぞ!」 起き上がり、ニィと歯を見せながら笑うと、張り切って調合しだす 和仁「はいはい」 呆れながら相槌を打つと、キッチンに向かい晩飯を作る
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