お互いの想い

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喜代「バカだな…」 一言言うと手を止め 和仁「…どうせバカだよ…」 手を除けようと、喜代の手を掴むと、引き寄せ抱きしめられる 和仁「なっ何だよ//」 そう言うと喜代は強く抱きしめ 喜代「お前だけが、そぅ想ってるとでも思ってたのかよ…」 和仁「何…言って…」 何が何だか分からない状態になりつつも、理解しようとする 喜代「養子で、義理の兄弟になったあの日から、俺はお前しか見てないよ…いつだって和仁しか見てない、俺も好きなんだ」 嬉しいのに…嬉しいハズなのに……涙が止まらない ドンッと突き放し、ガタッと椅子を倒し立ち上がり、喜代を見ながら 和仁「なに…言ってんだよ…出てったクセに!俺の目の前から居なくなったクセに!俺を置いて行ったクセに!」 涙を流しながら、子供のように駄々をゴネるように、言うと子供のように泣き崩れる
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