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泣き崩れる和仁に近寄ると抱きしめ
喜代「それは悪いと思ってたし俺だって嫌だったよ…だから」
泣き顔で喜代を見上げ
和仁「…なに?」
喜代「会長に自宅で研究させてくれって言い続けてたんだ…そしたら、最近発見された薬草を研究するのを自宅でするといいって言ってくれてな…だから、もう都心に行く事はないよ、ずっと側に居るよ」
和仁の目尻に黙る涙を舐め、微笑みながら和仁を見
和仁「…喜代…」
不安が無くなり、安心したのか涙は止まり、喜代を見つめ
喜代「和仁、好きだよ」
和仁「…俺も…」
目を閉じ、口付けを交わそうと、顔を近ける…
…と…
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