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和仁「…ん…?」
カタカタという音に、気付き目を開けるとそこには、見覚えのある姿があり、調合している
和仁「…喜代…兄さん」
声をかけると、振り返りながら
喜代「おはよ~さん」
にっこり笑いこちらを向くと近寄り、顔を近づけるとおでこをコツンと当てながら
喜代「熱は無いな…こんな所で寝るなよな」
と言うと、微笑むと調合台に戻ると、調合し始め
和仁「…///」
喜代に見とれながら、顔が真っ赤になり、身を退くと肩にかかっていた上着が床に落ち、服を拾い喜代を見
和仁「服…ありがとう//起こしてくれれば良かったのに」
お礼を言いながらも、子供みたいに拗ねた口調で俯く
喜代「気持ち良さそうに、寝てたからつい悪戯しちまったけど、起きなかったから寝かしといたんだよ」
近寄り、頭に手を当てられ、微笑むように笑う
和仁「いっ悪戯?!」
驚き、心配そうな顔で喜代を見上げると同時に、不安になる…
手紙を見たのだろうか?兄さんの想いは?と、考えるあまり不安な顔で喜代を見る
喜代「んな顔してみるなよ…」
半ば真剣な顔でそう言うと、抱きしめ頬に口付ける
和仁「え…」
ビックリしてあ然となる
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