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「あああああの……」
言葉が出て来ない。
ここは素直に
イッとくべきか
それとも
まずは断るべきか………
グルグルグルグル………
人生初の腕枕を前に
あたしの心臓は
口まで出かかっている。
そんなあたしに
背中を押した一言。
「どうしたの?
早く寝ようよ。」
ドキュン………(;□;)!!
はぃぃぃ(≧▽≦)ゞ
あたしは
半分溶けそうになりながら
カズ君の腕に
頭を乗せた。
今にも出てきそうな心臓を
グッと飲み込んで
あたし
石のように………
いや
石以上に固まってた。
ここここここ………
これからあたし………
どうなっちゃうの~?!
(↑いや
どうもなんないし…
ってか、人ん家だし。)
ちょっとも
動けないまんまでいたら
カズ君が
声をかけたらしい。
「えっ…………?!」
思わず顔を上げると
「寝た…かなって。
まだ起きてたんだ。」
えぇ……
こんな
人生初体験中に
寝れませんとも……!
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