出会い

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「どうしたの? 眠くない?」 「ん~~………」 何て答えたらいいのか 返事に困ってたら 「あ……もしかして 寝づらい?」 「いや…… そういう訳じゃ……」 「枕…… 足りなかったしね。」 そう言って 照れたように笑うカズ君。 暑くもないのに 顔が火照るのが分かる。 「なんか……… 変だよね、こういうの。」 そんな風に 微笑んだら ずるい………。 液状化現象に 歯止めをかけつつ あたしは必死に 平静を装った。 「へん……ですかね?」 「ん~……… へん……なのかな~?」 お互いが 探りを入れてる感じ。 一歩踏み出したのは カズ君の方だった。 あたしのおでこに カズ君のおでこが くっついて 「こういうのも…… アリ……かな?」 って 唇を合わせてきた。 えぇ~~~(;□;)!! きききききき……… きすぅ~(;□;)!! いまあたし……… きすしてる~~???
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