はじめに

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読者諸賢には筆者より人生経験が豊富な方もおられようし、筆者より日本の現代史に詳しい方もおられよう。 筆者もなるべく事実に基づいて書くつもりではあるが、事実関係で至らぬ点があれば是非、ご助言願いたい。 次に、なにぶん触れるのが現代史であるため、ご存命の人物、あるいはつい最近まで生きておられた人物、はたまた現存する団体などの功罪をあばく事になるであろう。 人物についてはご本人や家族・親戚・友人・知人がおられれば、耳障りな話もあろうかと思う。しかし歴史の一環として、公私のうちその人物の『公』の部分のみに触れるという事でご容赦願いたい。 また、団体についても関係者には同様にお考え願いたい。 さらに、筆者もなるべく現代史をわかり易く、かつ教科書チックに書くつもりではあるが、読者諸賢が我が国の歴史や文化、国際情勢等をある程度は理解している『見識レベルの高い方々』である事を前提として、長ったらしい説明は省略し、簡潔に書くことを旨としている。 よって、人によっては難解な部分もあろう。 もしわからない部分があれば、ご自分で資料等を調べていただきたいと思う。 なお、学生諸君にあっては、この小説を読んで納得できるには、それなりの見識レベルと人生経験が必要であるとお断りしておく。 筆者はこの小説を18禁にするつもりは毛頭無いが、現時点で読んでも理解しにくい部分もあろうかと思う。 後日、社会人になり“自分の飯代は自分で稼げる”ようになってから『ああ、あの時モバであんな小説読んだっけ』と思い出し、また考えて『ナルホド』と納得いただけたら良いかと思う。 最後に、筆者についてであるが、自らは『愛国者』と思っているが、世間で言うところの『保守派』『右派』『鷹派』と呼ばれる部類である。 よって、筆者の考え方に同調出来ない方もおられよう。 歴史事実に誤記があれば筆者も修正する事にやぶさかではないが、主義主張の修正は出来かねるのでその辺は混同の無いようご留意頂きたい。
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