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『月、すべてを包み』 気が狂いそうな香り 胸が張り裂けそうな想い 歌い始めた夜の月は 眺めるたびに心躍らす 影を揺らす不思議な目眩 愛を奪えば 何も残らず 夢を奪えば 脆く儚く 背負った傷は異常に深く 何も姿を失わず 何故か笑ってはいけない気がした そんな今宵こそ 君の傍は暖かい
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