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怜「へ?じゃねぇよ。何食べる!?」
メニューを差し出される。
琉「あ…チーズグラタンオムライスで」
怜「俺、ビーフシチュー」
詩「お飲み物は?」
琉「ローズティー」
怜「俺はダージリン」
詩「かしこまりました」
軽くお辞儀をして、詩音は行ってしまった。
もう一度、窓の外を見てみるが、そこにはもう誰もいなかった。
―――あの金色の瞳はコンタクトなのかな…?
俺も猫欲しいなぁ~
怜「なぁ…」
琉「なに?」
怜「今さらだけど、お前は男もいけんの?」
―――ホント今さらだよ…会っていきなりキスしてきたりしたくせに
琉「さぁねぇ~そんなことわかんないよ。怜は昔から男を?」
怜「俺はどっちもいけんの。でも、ここ男ばっかだから、だいたいみんなそうだろ。偏見あんのか??」
琉「別に?驚いたけど、ドイツにもそういう奴はいたから。性別関係なく、好きになってしまったんならしょうがないんじゃない?」
そう言うと、怜は少しほっとしたような顔をした。
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