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怜「はい、前向いて」
前を向くとカチューシャとリボンをつけてくれる。
―――でかいなぁ…
改めて見ると怜は身長が高い。
―――俺もこのくらいでかければ、こんなかっこうしなくて良かったのかな…
怜「…なに?みとれてるの?」
ぼーっと怜を見ていると、怜はかがんで琉唯の耳元に唇を寄せ、息を吹きかけるように 低い声で囁いた。
琉「…ッ!?んなわけないだろ!?気色悪いことするな!!寒気がする」
顔を真っ赤にして耳をおさえながら、怜のお尻に蹴りを入れる。
怜「イテぇって!!もう少し手加減しろよ!!」
琉「知るかッ!!」
そのまま振り返りもせず、staffroomをあとにした。
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