†午後の部

4/8

6490人が本棚に入れています
本棚に追加
/270ページ
怜「はい、前向いて」 前を向くとカチューシャとリボンをつけてくれる。 ―――でかいなぁ… 改めて見ると怜は身長が高い。 ―――俺もこのくらいでかければ、こんなかっこうしなくて良かったのかな… 怜「…なに?みとれてるの?」 ぼーっと怜を見ていると、怜はかがんで琉唯の耳元に唇を寄せ、息を吹きかけるように 低い声で囁いた。 琉「…ッ!?んなわけないだろ!?気色悪いことするな!!寒気がする」 顔を真っ赤にして耳をおさえながら、怜のお尻に蹴りを入れる。 怜「イテぇって!!もう少し手加減しろよ!!」 琉「知るかッ!!」 そのまま振り返りもせず、staffroomをあとにした。
/270ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6490人が本棚に入れています
本棚に追加