†午後の部

5/8
前へ
/270ページ
次へ
琉「……」 司「来ちゃった♪」 琉「……」 司「そんな嫌そうな顔しないでッ」 つんッと琉唯のほっぺたをつっつく。 直「お前きもい」 そう言う直哉と目が合う。 直「べっ…別に好きでここに来たわけじゃないからな!!司に無理やり連れてこられたんだ!!」 司「またまたぁ~何気に楽しみにしてたじゃん♪」 直「してねぇよ!!」 また始まった2人の言い合いに呆れていると、 詩「どこに座ればィィかな?」 いつの間に横に立っていたのか、顔をのぞき込まれた。 琉「顔近すぎですよ。こっちに、そこの2人も」 端っこの席に案内する。 カフェ中の視線を感じるのに、3人とも気にしてないのかいつも通りだ。 ―――なんて図太い神経してるんだ… 司「その服似合ってんじゃん」 ニヤリと笑いながら言う。 琉「うるさい」 司「うわぁ~そんな子に育てた覚えはありません!!」 琉「いや、育てられた覚えもないから」 ―――司と話してると疲れる… 3人の注文を聞いて、厨房に戻った。
/270ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6490人が本棚に入れています
本棚に追加