華麗なる殺し屋

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  太陽の光が一切入らない地下室。     ガチャ…ギィー…     ドアが開く音がする。   階段の上にあるドアから、ほんの少し、光がこちらに差し込んで来た。   開いたドアの前には高校の制服を着た女の子が立っている。   女は真っ直ぐある方向を見ている。   「ん…んぅー…っ」   女が見つめている先には、口にさるぐつわをし、身体を縛られ、身動き出来ずに横たわっている一人の男性がいた。   「あら、今日はちゃんと起きて待ってたのね。えらいわよ」   そう言うと女は男に近づき。見下ろした。   .
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