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「あら?勝手に休憩?…駄目に決まってるでしょ?…貴方はこれから忙しくなるんだから…ね?」
恐くも美しく笑ったかと思うと、女は紐を再び手に帯を巻き付け、男の首に紐を巻いた。
そして脱いだ靴下を男の口に入れ、靴下が外れないよう、更に上からさるぐつわをした。
男はまだ放心状態で抵抗出来ず…
…いや……させてもらえず……
女のされるがままだった。
「あ、でも忙しいのは一瞬かもね。…だって貴方はこれからこの帯に締め付けられて…死んじゃうんだもの…」
女は徐々に帯を握る両手に力を入れ、締めていく。
男は靴下の臭さと首を締め付けられての苦しさで危うく、また意識を失いそうだった。
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