アヒィトフェル船団

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フォン中尉がそう言って、笑う。 ミーナ「了解、発艦して下さい」 フォン「実弾装備か・・・・・宇宙人でも出てきそうだな」 フォン中尉がそう言って、画面の向こうで笑う。 ミーナ「不謹慎ですよ?・・アニメじゃああるまいし・・」 ミーナがそう言って、フォン中尉を送り出した。 フォン中尉は、太陽系外初の戦闘機パイロットとして、軽快な操縦を見せた。 フォン「・・?・・・なんだあれ??・・アヒィトフェル船団、こちら・・」 ミーナ「あら?何かしら、今の光・・」 ミーナが爆発に似た光を確認した・・・それと同時に、フォン中尉は通信を断った。 アヒィトフェル船団もその数分後に、消息を断った・・・・・・・地球圏統一国家がこの一件を知ったのは、定期連絡が繋がらなかった5月の事・・・約1ヶ月後の事だった。
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