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ユリアン「・・・ポルトさんは、どう考えてます」
ユリアンがそう言って、ポルトを見る。
ポルト「宇宙人」
ユリアン「同感です」
ユリアンがそう言って、厨房に戻った。
モニカ「いらっしゃいませ・・レイチェルさん!!こんにちは」
ポルト「ブッ!!」
レイチェル「こんにちは、モニカちゃん・・・うちのろくでなしは・・」
レイチェルがそう言って、店内を見渡してポルトを見つけた。
レイチェル「いたいた・・・・」
ポルト「ど、どうしたんだ?急に!?」
ポルトが吐いたコーヒーを拭きながら、レイチェルを見た。
レイチェル「どうしたんだじゃないよ!!仕事サボって喫茶店でくつろいで・・・それ食ったら仕事に戻りな!!」
レイチェルがそう言って、ポルトを叩いた。
ユリアン「あ、レイチェルさんこんにちは・・・」
レイチェル「やぁ、ユリアンも元気そうだね」
女性「え!?あれバイト君じゃないの!?・・・」
レイチェルの背後で、女性客がそう言ってショックを受けている・・・・・・・・・・見慣れた光景といえ、正直悲しいユリアンであった。
レイチェル「あ、ごめんよ・・・店では、マスターだったね?」
ユリアン「いや、別に・・・・」
ユリアンがそう言って、レイチェルを見る。
モニカ「せっかくですから、レイチェルさんもコーヒーいかがですか?いつもポルトさんが来てくださるのでサービスしますよ?」
モニカがそう言って、レイチェルを見る。
レイチェル「ありがとう・・・それじゃあ、好意に甘えるかな?」
レイチェルがそう言って、ポルトの横に座った。
ポルト「げっ!?」
レイチェル「なんか文句あっかい!?」
ポルト「いえ、別に・・・・」
ポルトがそう言って、気まずそうに飯を食べる。
レイチェル「それにしても・・・・ニュースは、アヒィトフェル船団のものばかりだね・・輝かしい一歩が、初っ端から暗い一歩になったねぇ・・・・」
モニカ「食品まで、第一次統制モードだなんて・・・・・長引きそうですよね・・・・・」
モニカがそう言って、不安そうな顔をする。
レイチェル「大丈夫だよ・・・モニカちゃんには、うちのろくでなしと違って、頼りになるダンナがいるでしょ?」
レイチェルがそう言って、モニカを励ます。
ポルト「ユリアンもどっかの巨漢と違って、可愛い嫁がいるからな~」
ポルトがそう言って、呟いた。
レイチェル「誰のことかねぇ・・」
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