5804人が本棚に入れています
本棚に追加
[三]『……たッ!!奏旅ッ!!起きんかッ!!』
[奏]『ゔ~ん……熊が「にゃ~」って鳴いたら起こしてぇ~。』
[三]『一生鳴かんわァァァッ!!』
【バッシーンッ!!】
[奏]『痛ェッ!!普通に起こせよッ!!暴力反対ッ!!』
[三]『普通に起こしたら、起きんかっただろうがッ!!』
俺、何だかんだで三成を殴った事ないぜ?
……コイツ、非道いよな?
[三]『一段落ついた事だし、お前は今日1日ゆっくりしていろ。ただでさえ、この時代には不慣れなのだ。無理は良くない。』
[奏]『だったら、何で起こすんだよ?あのまま寝かせといてくれりゃあ良かったじゃん。』
[三]『俺はこれから秀吉様の所へ行く。それを言っておこうと思ってな。』
[奏]『それ、俺は行っちゃ駄目なのか?』
[三]『いや、構わんが…休んだ方が良いのではないか?』
渋る三成。
だが、俺は少しでも多くの情報が欲しい。
休んでる暇なんかいらない。
[奏]『……俺…三成が傍に居てくれないと、心細くて不安なんだ。だから…一緒に行ってもいい?』
……とか、言ってみた。
まぁ、心細いのは本当だし、嘘は言ってねぇよ?
最初のコメントを投稿しよう!