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[三]『……たッ!!奏旅ッ!!起きんかッ!!』 [奏]『ゔ~ん……熊が「にゃ~」って鳴いたら起こしてぇ~。』 [三]『一生鳴かんわァァァッ!!』 【バッシーンッ!!】 [奏]『痛ェッ!!普通に起こせよッ!!暴力反対ッ!!』 [三]『普通に起こしたら、起きんかっただろうがッ!!』 俺、何だかんだで三成を殴った事ないぜ? ……コイツ、非道いよな? [三]『一段落ついた事だし、お前は今日1日ゆっくりしていろ。ただでさえ、この時代には不慣れなのだ。無理は良くない。』 [奏]『だったら、何で起こすんだよ?あのまま寝かせといてくれりゃあ良かったじゃん。』 [三]『俺はこれから秀吉様の所へ行く。それを言っておこうと思ってな。』 [奏]『それ、俺は行っちゃ駄目なのか?』 [三]『いや、構わんが…休んだ方が良いのではないか?』 渋る三成。 だが、俺は少しでも多くの情報が欲しい。 休んでる暇なんかいらない。 [奏]『……俺…三成が傍に居てくれないと、心細くて不安なんだ。だから…一緒に行ってもいい?』 ……とか、言ってみた。 まぁ、心細いのは本当だし、嘘は言ってねぇよ?  
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