煙草
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「昨日ね、あの人とベッドに上がったの」 先輩は淡々とした口調で言葉を紡ぐ。 私は無言で先輩の言葉の続きを待つ。 「愛される前は、愛されている最中はあんなに幸せなのにどうしてでしょうね。 ベッドを降りると急に不安とか、寂しくなったりとか、胸が苦しくなるのよ」 そう言うと先輩は、鞄から小さな箱を取り出した。 銘柄とか私には判らない。 ちょっと縦長の煙草の箱。
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