~3~気持ち

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女の子は敦哉の隣ゆっくりとに座った。 「あたしは夏実☆あなたは?」 敦哉は何も動じず…目も合わさなかった… 「俺は敦哉…」 夏実は敦哉を元気付けるために亮から頼まれていたので… 敦哉の態度にも気を悪くしなかった。 「敦哉って言うんだっ☆じゃぁ~…アッちゃんでいい?あたしの友達アッちゃんって名前の人いないから第一号決定~☆」 敦哉は楽しそうに話て来る女の子に気を悪くしなかったが… 目を合わす事が出来なかった… 「アッちゃんか…」少し反応があったと見た夏実は大きな動作をしながら話て目を合わせてやろうと思った… 「ねぇ~☆アッちゃん☆あたしの目見て!スッゴい大きな宇宙が見えるんだょぉ!」 夏実は友達の頼みを裏切れないタイプで…亮の頼みも裏切れなかった。敦哉を少しでも楽しませようと… 敦哉は少し目を見てみた… 「化粧で宇宙どころか…目が見えないが…」 敦哉は少し笑った それを見て夏実も笑った! 「アッちゃん笑ったら可愛いじゃん☆あたしには負けるけど☆」 敦哉はまた少し笑った。 それを見た亮は安心して… 「敦哉!俺…終電だから帰るわ!夏実!敦哉を頼んだ!」 と言って女の子を一人連れ バイクで帰って行った… ンバー!ンバ…ぷす…「亮…終電とか言ってバイクだし…ガス欠起こしてるしっ!」敦哉は笑った… その敦哉の笑顔に夏実は…見とれていた… 「アッちゃんこんな風に笑うんだね☆ぶぅちゃんには勝てないや…」 夏実は何か思い付いた… 「アッちゃんの家…行きたい…あたし…今日家に帰りたくない…」 敦哉の服をそっとつまんだ… 「来てもいいけど…朝には送るからな?」 敦哉は夏実の目を見た… その目から夏実は光線的な何かが見えた… 「たまらん…☆」 すると夏実は敦哉のバイクの後ろに乗った… 「早く~☆置いていくぞっ☆」 「わかったょ…」 二人は敦哉の家に行った…
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