kiss

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紫煙に別れを告げると名残はバニラの薫りだけ、甘い甘い毒は女と部屋に遺る。 肌寒くなりカーテンを閉じると女はただ愛おしかった。 愛おしいこの男にどんなに殺されたいか、そう思い隣に潜り込む。 そして男が対面するで在ろう孤独を想い、ただ泣いた。
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