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『あの娘…必ず手に入れる…クックックッ…』
悪魔の薬を飲んでからあたしは気を失った。
でも…ある感覚は……覚えてる…。
海の向こうの……光の中から……
あたしを引き上げる力を…
「…丈夫…丈夫!?」
あたしは目が覚めた。
光の奥で…誰かが…
声を…かけてくる…
彼方は……誰なの……?
「目が覚めたみたいだね?」
フワリ…と風のような声…
「びっくりしたよ…。海辺で倒れているんだから。」
海辺……?何故……?
「何で、倒れていたの?」
わからない……わからない……
「どうしたの?」
わからない……何も……思いだせない……
彼方は……誰なの……??
TO BE CONTINUE
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