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第4章 鬼ごっこ
「ねぇ、鬼ごっこしよ☆」
放課後…
クラスの女の子が言い出した
「鬼ごっこする人この指とまれ!!」
一人の女の子がそういって人差し指を出した
結局集まったのは10人ほど
その中に健吾とさやかもいた
「じゃぁ鬼決めよ☆」
そういってみんなでじゃんけんをした
「わ~い!美佳ちゃんが鬼だぁ~みんな逃げろ~!!」
そういってみんなは学校の外まで走っていった
「さやか一緒に逃げよう!!」
「うん☆」
健吾はさやかの手を引き走っていった
「どこに逃げようか?」
「あっちいこ♪」
さやかが指を指しその方向に2人は走っていった
━ポツッッ
しばらく逃げていると雨が降ってきた
「うわ~!!雨だぁ~!!」
健吾とさやかは石畳の上を走り近くの神社までやってきた
「ここ入ろう!!」
健吾が神社に駆け寄った
「え~怖いよぉ~」
さやかは今にも泣き出しそうな顔になっていた
健吾はさやかの元へ戻ってさやかの腕を掴みさやかに言った
「大丈夫!!僕がいるから。」
「う…うん。」
そして二人は神社の中に入っていった
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