━あたしの現実━

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帰りはいつもコンビニへ、独り暮らし一年生だが、実は料理は苦手でいつもコンビニで購入している。しかし健康には気を使うよう母に何万回と言われたために栄養の有るものを、少食なためにサラダが毎日の夕飯になる。そしてデザートコーナーへと進みプリンを物色。これだけは絶対に譲れない。 篭に全てを入れたらまずはレジを確認。 実は苦手な店員がいたりする。しかも都合悪く時間帯がかなりランダムなのだ。毎朝いて、さらに毎晩なぜかいるその不思議な天敵は今日もレジに立っている。と、いうかこちらを見てニコニコしている。 その表情、まさに狩人。別のレジに並ぶ、しかし彼は現れ言う。 「お疲れ様ミニマムさん、仕事終わったんですね。」 ………来やがったな天敵め! 定型文をだし突き付ける。   ━やめてください。━ しかし彼は笑う。 いじめだ…絶対いじめだ。 しかし、彼はいつもと違う行動に出た。違う店員があたしの買い物をビニールに入れてくれる。そこに彼は何かを入れて………。 「俺の奢り。」 といった。 何を入れたかは知らないけど何かを奢ってもらったようだ。    ━ありがとう。━ その定型文を見せてあたしはコンビニを出て同じ建物のマンションの自宅へと上る。
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