居酒屋の女の子 VS 声かける僕

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居酒屋の女の子 VS 声かける僕

ある居酒屋での事。 その居酒屋は、ちょっと変わっていて、特大テーブルが一つ。中テーブルが二つ。小テーブルが一つの構成。 席は全部相席なんです。 その日は、ツレと二人で呑んでました。 結構呑んでました(笑)。 しばらくして、僕達の隣に、同じ歳位の女の子が3人着席。 どうやら、この店の前に少し呑んできたらしい…。 僕「楽しそうな子らやな」 ツレ「声かけてみよか?」 僕「マジで!?そんなんやった事ないし、どうするん?」 ツレ「任せとき!話合わせてな!」 僕「了解であります!! その後、小声で打ち合わせを済ませ、行動にでた。 僕「すみません!皿うどん一つ」 これぞ秘密兵器! 店名物の特大皿うどん☆ 運ばれてきた皿うどんを見ながら、 僕「うわ~、皿うどんめちゃめちゃ大盛りやん(棒読み)」 ツレ「ホンマやな~、食べ切れへんわ(棒読み)」 僕&ツレ「すみません、よかったら皿うどん食べます?」 人生、初ナンパ!! ドキドキしながら、返事を待つ。そして… 女の子達「えっ!いいんですか?ありがとうございます♪」 ミッション大成功☆ それをきっかけに、一緒に飲む事に! 話を聞いてると、どうやら同じ陶芸教室に通ってる仲間らしい。 かわいくて、なかなか良い子達だ。 時間も深夜になったので、頃合いを見てお開き。 連絡先を聞けず、あっさり去って行く女の子達。 すると、一人の子だけ、帰る方向が一緒との事! 今夜はイケる気がする! 延長戦スタート! 無駄にテンションをあげて、タクシーに二人で乗り込み、一路駅へ。 「よし、番号を聞こう!」 と、なけなしの勇気を振り絞った瞬間。 女の子「見て見てこの写メ、めっちゃ可愛くない?」 僕「えっー、どれどれ…」 戸惑いつつも、差し出されたケータイを覗き込む僕。 写っていたのは… …赤ちゃん。赤ちゃんっ!? 女の子「なっ、カワイイやろ?うちの子やねん♪」 人妻さんかいっーーー!! 僕「…かっ、カワイイね。あっ、目元が似てるかな(泣)」 見事、玉砕しましたとさ(泣)。
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