窓越しの友達

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「んにゃ~♪」 この前と同じように、ネコは窓の外から少女に向かって鳴いてみせた。 「ネコさん♪また来てくれたのね」 「にゃお~ん」 まるで、『そうだよ』と言っているかのように、ネコは答えた。 そして、窓枠に上がると、窓に体をすりつけた。 「ネコさん」 少女はその体を撫でるように、窓に手をやった。
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