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「あ、ネコさんが来た!お母さん!」
少女はネコがくると、大きな声で母親を呼んだ。
「はいはい、今いきますよ~」
母親の返事な声を聞くと、少女は窓辺にへばりついた。
母親は外に出て、ネコにご飯の器を差し出した。
「はい、どうぞ」
「にゃんっ♪」
ネコは嬉しそうに、ご飯を食べはじめた。
その様子を少女は笑顔で見つめていた。
ご飯を食べ終わると、ネコは少女に向かって、ごちそうさまとひと鳴きした。
「よかったね、ネコさん」
それからしばらく、少女とネコは窓越しに二人の時間を過ごした。
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