初めての死

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病院に着くと 看護婦さんがソワソワと 部屋からでてきた "おばあちゃん!" 私は白い布のかかった おばあちゃんを・・ 抱きしめた まだ温かくて 死んだなんておもえない 弟の話だと 昨日から体調が悪かったらしい。 今日も心臓が何度か止まって マッサージをしたらしい のどに管をとおせば 3日は持つ といわれたが 弟の選択は楽にしてあげてください だったそうだ 管をいれたからといって 3日の命 お母さんもみんなも 納得した。 お母さんは "ごめんね、間に合わなくて、もう点滴とかで痛い思いすることないからね、" といった そして妹がきて "おばぁちゃんっ" といって抱きついた もう一人のおばぁちゃんと 出かけていたのだった。 もう一人のおばぁちゃんは 私が嫌いなおばぁちゃん 酒癖は悪いし 口は悪いし 嫌いなのだ
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