授業

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しっかしこのじじいは相変わらず一人でしゃべり続けている。なぜこんなにずばずば進めるのだろうか。質問する暇もない。この時点でもう授業ではなく授業のふりのように感じてきた。(まあ実際楽でいいが…)このじじいは生徒がどれくらい理解しているか絶対にわかっていないだろう。最終的に「何でわからないかな~」という始末。 こういうタイプの人は「俺は正しいだろ」と常に思っている俗に言う自己中タイプだ。(確かに正しいが教え方がね…) それに加え数学専門の教師は理屈っぽい人が多い。自己中で理屈っぽい…最悪である。 私の理想は数学が苦手だった人が数学の先生になることがよいのではないかと最近思った。なぜならわからない理由がピンポイントで把握できそれを生徒と分かち合うことができるからだ。 「俺もそこは苦労したな~だからここはこうすれば…」 とかね。 もともと数学が得意な人はどこがわからないのかというところがわからないため、つい自分のペースで進めてしまう。 実際数学が苦手な人が「将来数学教師になる」と考える人はほとんどいないとため現実は厳しいと思う。 まあ社会に出ればいろんな人がいるだろうな。そしてそんな人について行かなくてはならない時もくるだろう。この人もその一人かもしれないがここはあえて突っ込まないでおこう。我慢我慢! 最後に余談だがバスガイドの研修で「運転手の誘いの断り方」というのがあるらしい。人との付き合い方はさまざまである。 
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