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今日、学力低下が騒がれている。私もその一人なんだろうが知ったこっちゃない。「人間やれば何でもできる」とはいうが、なかなかそううまくはいかない。ましてや人間には得意不得意がある。私が数学が苦手なように、医者にバスケをしろといっても無理な話である。
しかしなぜ数学は嫌われ者なのか。まずそこから考えてみたい。一つは「やってもわからない」ということ。大抵これをデキる人に言うと「やらないからわからない」と言い返される。
確かにそうなのだ。多くの数学嫌いな人たちは、めんどくさがりやで気がはやい人である。要するに物事を一回で覚えようとして反復練習を嫌う人だ。こういうタイプは案外漢字や歴史が得意だったりする。しかし残念ながら数学は反復練習が欠かせない。
ここでひとつ有名な名言をあげてみる。
「努力をしても成功するとは限らない。 だが成功した人はみな努力した」
聞いたことがある人もいるかもしれないがこれを数学にたとえてみよう。
「反復練習をしても答えがわかるとは限らない。だが、答えがわかる人は皆反復練習をした」
と、このように置き換えることができる。たまに直感ですらすら解くバケモノがいるが今回それはおいておこう。どうせ何でわかるの?と聞いても「なんとなく」としか返ってこないからだ。
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