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【満月】
綺麗な月を眺めてた…君への想いが不意によぎり 月の中に君の笑顔が浮かび出す。
キーを取り夜の街を走り出す。会いたい気持ちを止められず 気付けば君の家の前。
電話で下へ呼び出して 君を乗せ また夜の街を走り出す。
空の星を散りばめたこの街は 今日も眠る事を知らず騒ぎ出す。
小高い岡へと上り景色を見下ろせば 天地の逆転した不思議な世界へ迷い込む。
この不思議な世界で僕等は出会い 今こうして同じ景色を眺めている。
内に秘めた思いは違えど 共に見つめる未来は同じ。
喧嘩もすれば共に笑う事もある。当たり前の事だけど それが出来る仲でありたい…。
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