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【小さな君へ】
小さい体に小さい手 何もかもがミニサイズ。そんな君はちょっとドジで 僕に心配かけてばかりだね♪
頭を撫でれば笑顔になって ちょっと怒ると泣き出して コロコロ変わる君の顔。甘えん坊で寂しがり屋の君。まぁるいほっぺを赤くして 今度は何をするのかな?
僕の一歩と君の二歩。歩く数は違うけど 同じ道を通ってる。君の小さな手を握り 二人で道草くいながら ゆっくり時間が過ぎていく。
「綺麗だね」 君の声に導かれ ふと空を見上げると 桜の花が舞い落ちる。澄みきった瞳に映るのは 綺麗な世界であってほしい。
「君の未来が幸せであるように」 春の風に願いを乗せて 君とまた歩き出す。今来た道を振り返る事なく このまま真っ直ぐ行きたいものだ。
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