冬の夜空

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「寒いな…」 「寒いね…」 あなたがいるのが当たり前… だからいない世界なんて考えられない。 今この寒い冬空の下で、 繋いだ手の温もりは一番失いたくない。 どんなに寒くても温かい… あなたの手… 時々吹く風で香る髪の匂い… あなたのすべてが恋しくて、 夜空に光る星の数なんかじゃ比べものにならないぐらい、 恋しくて… 頬を赤らめるあなたが可愛いくて、 もうあなたがいれば何もいらない… こんなにキレイな冬の夜空なのに、 僕の目にはあなたしか映らない。 幸せってこんなに胸がいっぱいになって、 こんなに毎日が明るくなるんだってあなたに教えてもらった。 ありがとう。 できるなら ずっと一緒にいてほしい。 「…なぁ」 「ん??」 「寒いな」 「そうだね」
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