2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「寒いな…」
「寒いね…」
あなたがいるのが当たり前…
だからいない世界なんて考えられない。
今この寒い冬空の下で、
繋いだ手の温もりは一番失いたくない。
どんなに寒くても温かい…
あなたの手…
時々吹く風で香る髪の匂い…
あなたのすべてが恋しくて、
夜空に光る星の数なんかじゃ比べものにならないぐらい、
恋しくて…
頬を赤らめるあなたが可愛いくて、
もうあなたがいれば何もいらない…
こんなにキレイな冬の夜空なのに、
僕の目にはあなたしか映らない。
幸せってこんなに胸がいっぱいになって、
こんなに毎日が明るくなるんだってあなたに教えてもらった。
ありがとう。
できるなら
ずっと一緒にいてほしい。
「…なぁ」
「ん??」
「寒いな」
「そうだね」
最初のコメントを投稿しよう!