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「ふぅ…」
息は白く、かすかに残ってすぐ消える…
こんなに
寒いのに全然平気なんだ。
心が
燃えるように熱いから。
暗い夜、一人きりなのに何も怖くない。
君がいてくれるなら。
空を見上げればたくさんの星が光っていて。
いつもこんなにキレイならいいのにって思うんだ。
雨は嫌いだから。
雨が降ると雷が鳴って君が悲しむから…
そばにいたいのに一緒にいれないコトが、
悔しくて、
虚しくて、
悲しくて…
同じ空の下にいるのに。
君からも
あの星は見えるのに。
いますぐに逢いたくて、
抱きしめたくて、
こんなにも愛しくて…
でもこの想いを伝えるのはどこか恥ずかしくて。
だから
夜空の星に願うんだ。
たくさんの星が君を見守ってくれるように、
「君がいつも笑顔でいてくれるように」
星に願いを…
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