2/2
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
明るく輝いていたのは空…?? 太陽…?? それとも それとも、君…?? 君の笑顔を隠すように舞う桜、さくら、さくら… でも君が笑っていると 桜が光る花びらに見える 僕の心はその光が眩しくて何回もまばたきする 君と目が合うと僕の心は急に逃げようとする 話したこともないのに 桜が似合う君が… でもなんて言っていいのかわからない 切ないような甘酸っぱい心地がして 光に溢れた春風の吹く昼下がり 僕は立ちつくす 言い表しようのない気持ちを春風に揺らされて 桜という光に照らされた君を見つめながら…
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!