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「ここが私の席…か」
誰も応えてくれない
…当然か。
窓辺の後ろから2番目の席。
「なかなか良いところだね」
あ…
思ったこと口に出すのはクセなのかな?
誰も応えないのに。
そう思ったら…
「だよね、窓辺の後ろの方って何か良いよね」
後ろから声がして驚いた。
振り向くと、どこかで見た顔…
「あ、私とそっくりだね。うわぁ…ドッペルゲンガー?(笑)」
そうか、私か。
「ふふっ…まさか、そんなことないよ」
「そっかぁ、そりゃそうか。私はね、空っていうの。貴方は?」
「碧…だよ」
空を見上げたときに感じた、あの予感をまた感じた…
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