出会い

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ボクは少女に優しく抱かれた 「貴方名前は何ていうの?」 ボクに名前なんてない。 それを少女に伝えることも出来ない 「教えて?」 ボクは何の意味もないことだと思いながら答えた。 『名前は…ない』 「名前が無いの…?なら私が名前をつけてあげるね」 『ボクの声が…聞こえるの?』 少女はボクの瞳をじっと見つめて微笑んだ 「聞こえるよ。貴方の声」
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