幼き日

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案の定こすずとおれにあのこたちがきづいた。   「ねーねーいっしょにあそぼ」 「はないちもんめ、たのしーよ」 こすずはきゃっきゃっとわらって仲間に入っていった。 「シンヤもあそぼ。」 笑顔が眩しい。 「いいや。おれは見てるだけでいい。」 少し残念そうにしながらこすずが輪に入っていった。     あのこがほしい♪     あのこじゃわからん♪       うすく・・・透けた手がふっとよぎった。     こすず?     一番端にいるこすずが手に微笑んでそれを掴んだ。     こすず・・・それはちがう。   それを認めちゃいけない。image=48272534.jpg
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