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案の定こすずとおれにあのこたちがきづいた。
「ねーねーいっしょにあそぼ」
「はないちもんめ、たのしーよ」
こすずはきゃっきゃっとわらって仲間に入っていった。
「シンヤもあそぼ。」
笑顔が眩しい。
「いいや。おれは見てるだけでいい。」
少し残念そうにしながらこすずが輪に入っていった。
あのこがほしい♪
あのこじゃわからん♪
うすく・・・透けた手がふっとよぎった。
こすず?
一番端にいるこすずが手に微笑んでそれを掴んだ。
こすず・・・それはちがう。
それを認めちゃいけない。
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