firstend

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「凜、元気ないね」 いつも屋上でサボっていると必ずやってくる私に興味を持つ人間の一人鮎川恭(あゆかわきょう)が話し掛けてきた。 私はただ黙って空を見上げたら貴方は私の視界に入ってきた。 「鮎川さん綺麗な顔を見せ付けたいのはわかりますがどいていただけませんか?」 そう言ったら鮎川はクスっと笑って私の視界から消えた。すると貴方は私の手を握った。私が鮎川を見ると空を見上げていた。 貴方も空を見ていたんですね。 貴方の目は清んでいて黒の深い瞳には清んだ空が写っていて私は貴方に近づきたくなって貴方の頬に唇をつけた。 貴方は私を見つめて私の唇に自分の唇を合わせてきました。 初めは軽く触れるだけのフレンチキスから深く舌を絡めるディープキスへ変わった。 鮎川はキスするのがうまい。いつのまにか押し倒されて身体を重ねた。
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