プロローグ

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そう言われた俺は、一人部室へ向かった。 「全く……何であんな奴がチームにいるんだよ!!」 「全くっすよ。ああいう人はチームの士気を乱すだけで何の役にも立たないっすよ。」 「まぁそう言うな。あいつももう三年だ、最後ぐらい好きにやらせておけ。」 文句を言う部員に監督がいう。 「心配しなくても、あいつには背番号はやらんから安心しろ。それより今は試合に集中しなさい。夏の大会までの最後の練習試合なんだからな。」 「はい、監督!」
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