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「よう、試合はとっくに終わっちまったぞ。てか本当に今まで走ってたのかよ。」
俺の姿に気付いた部員が話しかける。
「あぁ…監督に言われたし……」
「まぁ自業自得だな。てかお前そんなに走るのが好きなら陸上部にでも入部すれば?」
「止めとけ。それじゃあ陸上部にも迷惑がかかるだろ。」
どこから現れたのか、もう一人の部員が言う。
「ハハハッ!確にそうだな!こいつに迷惑すんのは俺達だけで十分だ。」
それを聞いて、他の部員たちも笑いだした。
アホらし……
笑う部員たちを無視して歩きだそうとすると…
「先輩~すんませんけど倉庫に道具片付けといてくれますか?これ鍵っす。」
これまたどこから現れたのか後輩が俺に倉庫の鍵を渡してきた。
「はぁ?それはお前ら後輩の仕事だろ?」
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