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「いや~実は今日この後先輩方と遊びに行くんですよ。でも先輩はどうせ誘ってもらってないと思うんで片付けお願いします♪」
そう言って後輩は俺に鍵を渡すと、他の部員と共に帰って行った。
一人グラウンドに残された俺は、しぶしぶ道具を片付けることにした。
道具が片付け終わる頃には、辺りは薄暗くなっていた。
帰り道で一人、俺は心の中で同じ言葉を繰り返し呟いた。
『野球ナンカ大嫌イダ』
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