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「ちょっと…!インフルエンザ移っちゃうよ!」
「大丈夫、予防接種したから!!またな~!」
そう言う問題かなぁ…。
まだ心臓がドキドキしてる…。
苦しいよ…。
「私、どっちが好きなんだろ…」
風雅離月か…
有沢巳月か…
あ、どっちも月付くじゃん…。
とか、思ってた…。
携帯にふと目を移す。
メール、18通…
「って、ほとんど阿莉亜からじゃん!」
皆穂阿莉亜…。
私の親友です。
私が唯一信用してる友達。
「電話してみよう。」
私は阿莉亜に電話をした。
「もしもs『遅いわッ!ボケ!』
「つぅ~…あ、ごめん、」
耳を痛くした。
『で?どうしたの?』
「あのね、キ…されたの、」
『は?キス?誰に?』
聞こえたんだ…。
「有沢巳月…。」
『はっ!?アイツにキスされたの!?アイツあたし嫌い…、』
「嫌いなの?」
『アンタはまだ未熟なのよ、』
「え?」
『アイツ、裏があるわ、』
「そうかな?」
『まぁ…、それを暴くのが、私の役目だけどね、』
「…意味わかんない…、」
『と・り・あ・え・ず、
明日の午前10時、あの公園の桜の下で待ち合わせね!じゃ!!』
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