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朝6時、起床。
暇だから、ちょっと早めに家を出ようと思ってた。
午前7時
今日もいい天気…。
私は桜の木の下で二度寝をし始めた。
なんか、凄く懐かしい…。
『り…くん……』
なに?
『りつ…くん……』
何か聞こえる……。
『離月くん!!』
「イヤッ!!」
私、急に起き上がった。
何故…昔の私が…
離月くんを呼んでるの?
「李杏?」
「離月くん?」
「大丈夫か?」
「私、何かを思い出しそうだったの…。小さい時の私が…離月くんを呼んでたの……。
私達…昔に会ってる気がするのは、気のせいかな…。」
「俺も、昔の事あんまり覚えてねぇんだ…。ただ一つ、分かるのは、俺に幼なじみがいて…、名前が、有沢巳月。李杏の住んでる学区なはずだ…、昔から親どうしが仲良くてな、」
「巳月くんと幼なじみだったの?」
「ああ、それで…、ある時、この公園で女の子にあった…。でな、その子の事が思い出せねぇんだ…。
理由は…、たぶん、交通事故にあったからだと思うんだ…。」
「交通事故…?」
「ああ、3日くらい寝てたらしい。で、目が覚めて、久しぶり公園に行ったんだ、でも…その子はいなかった…。」
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