召喚

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――中庭―― ロキ「よ~し。皆集まったな。でわ一人ずつこの魔法陣に魔力を注げば召喚出来るから。こんな所で悪いが召喚についてわかる奴いるか?」 「はい!」 一人の少女が手を挙げる。 「召喚とは自分の魔力を代価にして魔族を呼ぶもので召喚した魔族と契約する事によりいつでも呼べるようになるものです。また、複数人で召喚する事は禁忌とされています。」 ロキ「流石…ソフィア上出来だ…。召喚したらあとは自由だから一緒に遊ぶなりに好きに過ごせ。俺は…寝るから…」 …えぇ~!?… 「無責任過ぎませんか?」 一人の生徒が言う。 ロキ「あとここには他のクラスの奴も居るから揉めるなよ、後で俺が面倒だから…」 それだけ言うと隅の木陰で眠り始めた。 先生に放置された生徒達だったが諦めたように一人一人魔法陣に魔力を込めて召喚していくのだった
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