君を祈る

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愛していました   魂を絞るように貴方を愛していました   魂を削るように貴方を愛していました   貴方に裏切られてから あれから誰も愛せません   幾度も恋をしたけれど 誰一人愛せませんでした   今も恋をしているけれど 愛せるかどうかは分かりません   恋に恋をしているのかも分からないけれど それでも 誰かを求めずにはいられないのです   死ぬ程貴方が好きでした いっそ殺されたいと思う程に いっそ共に死にたいと思う程に 魂を融かしてしまいたいくらい 貴方が好きで好きで好きで好きでたまりませんでした   貴方を殺して死にたいと幾度夢見た事でしょう 貴方を失うくらいなら殺して欲しいと 幾度願った事でしょう 貴方に嫌われるくらいなら いっそ貴方の目の前で心臓を取り出して貴方に捧げたいと 幾度夢想した事でしょう   想いが伝わらないもどかしさに幾度歯噛みし 幾度溶けあいたいと思ったか…  
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