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物心付く前から
真夜中には
父と母の怒鳴り声が響き
大抵､金の事か私の事
そして
父や母は八つ当たりに
私を使った…
見えそうな所には傷を付けない
世間体があるからだ
私の背中には…
包丁の切り傷・煙草の火傷
殴り過ぎてもう綺麗な肌に戻れなくなった痣
たくさんのストレスが
私の背中に集まっていた…
家の中で私が口を開くと
頬に痛みが走る…
平手ならまだしも
たまに拳だ
大概､次の日は私が転んだ事になっている
段々口数が減り…
学校でも…家でも…
私は話さなくなった
学校でも話さないため
いじめられて…
体育の時間に着替える時
女子達は汚い物を見る目で…
私を見る
唯一､私を理解して…
優しくしてくれた親友……
密夏は私が小４の時
事故で死んだ…
それが
留めに来たのか
その日から
私の心は死んだように
なってしまった…
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