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プロローグ
真夏のある日のこと…
夕日は沈み、空がだんだん暗くなる中、1人の黒縁眼鏡をかけた少年が夜道を歩いていた。
彼の名は「吉川 葵」
黒いタンクトップにジャージというラフな格好でどこかに向かっているようだ。
街灯に照らされながらも人気のない道を歩き続ける。
すると、そこには小さな公園があった。
葵は公園に入ると、公園中に響き渡るほどの声で草むらへと声を張り上げた。
「…お前らいるんだろ?
隠れてないで出てきたらどうだ?」
数秒後、公園の草むらから、見るからにガラの悪い男共が4~5人現れた。
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