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「アメリカさんの一斉攻撃に、“危険性の少ない攻撃支援”って....。俺らは弾の装填役にでも回れって言うの?」
眉間に皺を寄せながら言う野辺に対して友安が返した。
「違うよ。お前らでこの基地を守ってほしいんだ。前線を俺達が固めるから、あとはよろしくってことだよ」
一見立派には見えた友安の発言は、高橋以外の四人を動かすにはテコよりも簡単だった。
「そんなの任せきれない」
仲間第一の古川からすれば聞き捨てならない内容だった。
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