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「千夏‥‥‥。」
「准吾君‥‥‥。」
途端に意識し始める二人。
「まあ、何より二人の気持ちが一番よ。
二人はどう思うの?」
准吾の母が二人に尋ねる。
「僕は、千夏なら良いよ。
むしろ、千夏じゃないと‥‥‥。」
「じゅ‥‥‥准吾君‥‥!!」
真っ直ぐ自分の気持ちをぶつける准吾に、千夏はドキッとする。
「武藤君、結構大胆だよね‥‥‥。
そういう事ハッキリ言っちゃうし、皆がいる教室であんな事するし。」
親達が一斉に准吾を見た。
何をしたんだ?という目で‥‥‥。
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